TOMAKI.com というサイトを運営・管理するTOMAKIという人がいましてですね……
日曜アーティスト、アーバンアルピニスト、チェコ親善アンバサダーとその他いろいろ
ずっとしばらく長いこと歩き続けていると、ふと「今、自分はどこにいるんだろう?」って気になってくる。そこで、地図を広げて自分が歩いてきた道を確認してみる。ここをこう歩いて、ここで曲がって、あぁ、そういえばこのあたりでこんなことがあったな、とか
ここ最近、過去の作品をごっそり放り込んである外付けのハードディスクを掘り起こしながら、ここ25年くらいの創作活動の履歴をまとめている。大学でアートと出会ったこと。卒業後、アメリカの西海岸を仕事を求めてさまよったこと。ロサンゼルスでの写真の仕事。日本に帰ってからウェブデザイナーになり、現在に至るまでサイト制作を続けているのだが、プライベートでは日曜アーティストだのアーバンアルピニストだの適当な肩書をつくって遊びの活動をしている。その、足跡を記事化して、まとめている。
90年代の学生時代の個展からはじまって、初めて作ったウェブサイトのことや、日替わりでトップページを更新するチャレンジプロジェクト、待ち受け画像職人として活動した頃のことなど、ここ2週間で合計13本の記事を書いた。文字数にすると、4万8千字くらい。最終的には、10万文字くらいになっていると思う。
そんな創作活動を振り返る記事を書きつつ、2000年につくったサイトを復活させたり、ハードディスクの奥の方から発掘されたPCサイトやモバイルサイトのデータをいろいろサーバにアップして、10年以上ぶりに公開などしている。その流れで、ひさしぶりにこのTOMAKI.comのサイトも更新させよう、と。ゼロからつくるのはたいへんなので、無料のテンプレートをダウンロードしてきて、Photoshopとテキストエディタという昔ながらの方法でコツコツ更新している次第である。
というのが前置きで、以下自己紹介。
死ぬまでなにかをつくっていたい
アメリカのリノという砂漠の街にある大学で、アートを学んだ。陶芸彫刻を専攻しつつ、写真や油絵、水彩、彫刻、版画、ペーパーメイキングや、ギャラリーインスタレーションなど、片っ端からいろいろなクラスを受講して作品をつくり続けた。在学中に個展を開き、ちょっとした賞もいただいて、地元の新聞に小さく記事になったりもした。けど、卒業後にアートを仕事に結びつけるのはものすごく大変で、途中ホームレスになりかけたけど、なんとかロサンゼルスで写真の仕事につくことができた。その後、ウェブ制作の道に進むのだが、学生時代の自由なアートの創作活動は続けたいと思い、週末のプライベートな時間限定で「日曜アーティスト」を名乗って、好きなものづくりを続けることにした。ちっぽけで、取るに足らない作品ばかりだが、自分にとっては作り続けることが最大の目標。死ぬまでつくり続けることができれば、本望である。
登らない山登りで、富士塚登山や低山散歩
都会の登山家を意味する、アーバンアルピニストという肩書。僕が勝手につくった造語である。活動の趣旨としては、なるべく登らず、遠出せず、近所の低い山であったり富士塚を登ろう、というもの。自分でも調べてみてから驚いたのだが、都内近郊には数十という富士塚が存在していて、そのうちの一部は実際に登ることができるのだ。しかも、本物の富士山に登るのと同じご利益がある、と。趣味の登らない山登りをしつつ、街歩きのイベントなども不定期で実施している。
チェコが好き!と言い続けていたら親善アンバサダーに
2016年と2017年にチェコを訪れた。その旅がとても素晴らしかったので、日本に帰ってからもチェコに関する記事を書いたり、写真の展示をしたり、「チェコが好きだー」と言っていたら、2018年にチェコ政府観光局さんにチェコ親善アンバサダーに認定していただいた。その後、旅関連のイベントでチェコのブースをお手伝いしたり、チェコフェスティバルで登壇したりなど、日本にチェコの魅力を広める活動をしている。今年から、チェコ語のオンラインレッスンを受講して、チェコ語であいさつができるようになった。チェコ、良いですよ。
勉強会や、ワークショップなど、みんなで遊ぶことが好き
2018年頃から、知人を誘って勉強会をしたり、都電を貸し切りにして写真展を開催したり、お金のいらないフリーマーケットや、登らない山登りの朝活イベント、語学を学ぶスキルをアップする講座や、アイデアを形にするワークショップなど、いろいろやっています。2019年10月から11月にかけて銀座にある黒川紀章さんが設計した「中銀カプセルタワービル」に滞在して、遊びの企画を山ほど実施しました。そういう、遊びをするのが好きなのです。